歴史 自然 文化

【体験】十日町棚田トレッキング 集落を巡る歴史コース

8,250円/1人 団体料金は別途お問い合わせください

過去から住み継がれた棚田のある里山の暮らしの風景

日本の美しい里山の風景。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

里山は人々の暮らしと自然が調和した絶妙なバランスによって保たれています。その象徴としてこの地域では”棚田”のある風景が日常の中にあり、生物多様性の中に人々の暮らしが組み込まれています。はるか昔からこの地域の人々は稲作と共にあり、棚田とは切っても切り離せない存在です。

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

歴史も感じられるこの里山の風景は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所でもあります。かつてと今の暮らしの違いや、自然との折り合いについては専属ガイドがご案内します。

例えば、かつて使われていた古道や、雪と共に暮らす上で必要な工夫が施された建物、ブナ林から染み出る湧き水、数百年に渡り集落を見守り続ける石仏など個性あふれる里山で人々の営みを覗いてみましょう。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

里山の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大なエネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金や活動費が含まれます。

 

楽しみ方が選べる2つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあります。ルートの一部を2つのコースに分けて、ツアーをご提供しています。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

1.サムライの時代を感じる歴史コース(★本ツアー)

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

2.絶景・星峠の棚田コース

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

※本ツアーは日帰りツアーです。詳細・ご予約についてはお問い合わせください。地域の暮らしがより体験できる宿泊付きプランをご希望の方は以下をご覧ください。

▶【1泊2日】十日町棚田トレッキング

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

文化 クラフト

【体験】着物の街で機織体験 手織りでオリジナル小物づくり

1日コース:14,000円/1人; 半日コース:9,000円/1人 (税込)

「着物の街」十日町

織機を使い、オリジナルのマフラーまたはプレースマット(ランチョンマット)を作る体験です。

十日町は古くから織物が盛んに行われており、現在に至るまで高級織物の産地として有名です。
かつては特に雪に覆われた冬の時期に集落の女性が集まって糸紡ぎや機織をするなど、地域の人にとって織物は生活の一部でした。

撚糸工場に併設されたワークスペース

撚糸とは糸に撚(よ)りをかけることで丈夫な糸を作るために必要な行程です。

繭からほぐし出した糸はとても細く、そのままでは糸としては使えませんが、何本かを束にて撚りをかけることで使いやすい糸を作る必要があります。十日町は着物の街で古来から糸を多く扱う文化があり、体験で使うワークスペースも糸の撚糸工場に併設されたおしゃれな工房の一角です。体験を通じてあまり知られていない”糸の文化”に触れる機会にもなります。

織物職人から機織りを教わる

そんな十日町で、織物職人さん達から手ほどきを受けながら、機織を体験してみましょう。

この体験では手軽に扱える手織りの織機を使い、経糸は細い糸・横糸は少し太めの絹糸を使います。
用意している色とりどりの糸の中からお好きなものをお選びいただき、ご自身で配色をデザインしていただきます。半日コースではプレースマット(ランチョンマット)を、1日コースではマフラーを作っていただけます。

旅の思い出に、オリジナルの織物を作成してみませんか?

グルメ 伝統食 収穫

【体験】十日町のか~ちゃんしょと作る採れたてごっつぉ

5300円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

地元のお母さん直伝!旬の食材で作る「雪国の家庭料理」

「ごっつぉ」とは、十日町の方言で「ごちそう」のこと。この体験では、地元を知り尽くした元気なお母さんたち(か~ちゃんしょ)と一緒に、その時期に一番おいしい旬の食材を使った家庭料理を作ります。 春は山菜、夏は地元野菜、秋はきのこ、冬は伝統的な保存食など、メニューは季節ごとに様変わりします。ガイドブックに載っている観光用のご飯ではなく、実際に地元の食卓で愛され続けている「本物の田舎料理」を、お母さんたちの手元を見ながら一緒に作る実践的な料理体験です。

厳しい冬を生き抜く知恵。「保存食」や「発酵食」の文化を学ぶ

豪雪地帯である十日町には、1年の半分近くを雪と共に過ごすための独特な食文化が根付いています。春から秋の恵みを塩漬けや乾燥品にして保存し、冬の間の貴重な栄養源とする「保存食」や「発酵食」の知恵です。 調理を通じ、ただ料理を作るだけでなく、先人たちがどのように自然と共生し、厳しい冬を乗り越えてきたかというストーリーや工夫も学ぶことができます。雪国ならではの食材の扱い方や、深い味わいの秘密に触れることができる貴重な機会です。

まるで親戚の家!お母さんたちと囲む温かい食卓

料理が完成したら、お母さんたちと一緒に車座になって「いただきます」。自分たちで作った出来立てのご飯やお味噌汁、おかず3品の味は格別です。 食事中は、地域の暮らしや歴史、子育ての話など、地元の人ならではの話題で盛り上がり、まるで田舎の親戚の家に遊びに来たかのような温かい時間を過ごせます。形式ばったレシピに頼らず、お母さんとの会話や調理の感覚を通して身体で覚えた「おふくろの味」と「温かい思い出」は、旅の何よりのお土産になるはずです。

※時期や天候によっては、地元産の食材の調達が難しい場合があります。予めご了承ください。

文化 町歩き 歴史

【体験】雪と着物のまち、十日町の歴史と文化を感じる。まちあるき体験

4300円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

日本有数の「着物のまち」が織りなす歴史と雪国の建築美

十日町市は、古くから織物産業で栄えた「着物のまち」として知られています。このツアーでは、織物産業がどのようにこの街を形成してきたのか、その歴史的背景を紐解きながら散策します。街の随所に見られる、雪国特有のアーケード「雁木(がんぎ)」や、豪雪に耐えるために工夫された伝統的な建築様式も見どころの一つ。 現代の街並みの中にひっそりと息づく「着物産業の遺産」と「雪国の知恵」を、今と昔の建築物を比較しながら巡ることで、単なる観光では気づけない街の深い物語に触れることができます。

地元ガイドと歩くからこそ見える「ディープな十日町」

ガイドブックには載っていないような、地元の人しか知らない隠れた名店や、路地裏にひっそりと佇むアート作品など、この街の「素顔」をご案内します。車で通り過ぎるだけでは決して出会えない風景や、地域の人々の温かい日常に触れられるのは、徒歩で巡るツアーならではの醍醐味です。 ガイドは十日町を知り尽くした地元民。散策の途中で和菓子屋さんに立ち寄って休憩したり、地元で愛される商店を覗いたりと、まるでこの街に暮らしているかのような感覚で、リラックスしながらディープな街歩きを楽しめます。

駅近で手ぶら参加OK!希望に合わせてコースをカスタマイズ

集合場所はアクセスの良い「十日町駅」。所要時間は約2時間とコンパクトで、特別な装備も必要ないため、旅のスキマ時間や移動の合間に気軽に参加できるのが大きな魅力です。 また、コース内容は参加者の興味や当日の天候、季節に合わせて柔軟にアレンジ可能です。「歴史を重点的に知りたい」「アート作品を巡りたい」「お土産が充実している道の駅に行きたい」など、あなたのリクエストをぜひお聞かせください。十日町博物館や情報館、道の駅「クロステン」など、主要スポットを効率よく巡ることもできます。

グルメ 伝統食

【体験】新潟の伝統食 「笹団子」作り体験

4400円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

新潟土産の定番・「笹団子」を作る体験プログラムです。

新潟を代表する銘菓!香り高い「笹団子」を手作り

新潟県のお土産と言えば、まず名が挙がるのが「笹団子」。香り高い笹の葉に包まれた、ヨモギ入りのモチモチとした団子と、甘いあんこの組み合わせが絶妙な伝統和菓子です。殺菌作用のある笹と栄養価の高いヨモギを用いたこの団子は、古くから保存食やハレの日の食べ物として地域の人々に親しまれてきました。 この体験では、そんな新潟のソウルフードを生地から手作りします。スーパーやお土産屋で買うのが当たり前になっている今、自分の手で一から作る体験はとても貴重。昔ながらの知恵が詰まった郷土の味を自らの手で生み出す楽しさをぜひ味わってください。

地元名人直伝!プロの技で包む、こだわりの無添加素材

体験の講師を務めるのは、笹団子作りを知り尽くした地域の名人です。団子の絶妙なこね加減や、あんこをはみ出さずに綺麗に包むコツ、そして最も難しいとされる「笹とイ草を使った独特の縛り方」まで、丁寧に直接指導してもらえます。 使用する材料にもこだわりがあり、地元産を中心とした安心安全な食材をご用意。特に団子を包む笹の葉は、名人とスタッフが自ら山に入って収穫した天然物を使用することもあります。お子様から大人まで、まるで親戚の家で料理を教わっているような温かい雰囲気の中で、本格的な技術を楽しく学べます。

蒸したて熱々をその場!お店では味わえない究極の贅沢

笹団子作りの一番の醍醐味は、なんといっても「蒸したて」を食べられることです。約20分の蒸し時間を経て蒸し器の蓋を開けた瞬間、部屋いっぱいに広がる笹とヨモギの爽やかな香りは感動的です。 熱々の笹団子は、冷めたものとは全く違う食感と香りを持っています。ハフハフしながら頬張る、作りたての柔らかさと風味の豊かさは、体験した人だけが許される特権。残った団子は、笹の殺菌作用により短期間の保存がきくため、旅の思い出とともにお土産として持ち帰ることも可能です。

 

自然 文化

【体験】棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム

5100円/1人(税込)

白銀の世界に広がる「棚田」の絶景ウォーク

日本有数の豪雪地帯として知られる新潟県十日町市。夏には青々とした稲が揺れる美しい棚田も、冬になると数メートルもの雪に覆われ、まるで水墨画のような幽玄な白銀の世界へと姿を変えます。この体験では、雪国で古来より人々の足として親しまれてきた民具「かんじき(伝統的なスノーシュー)」を装着し、その幻想的な景色の中へと足を踏み入れます。 現代的なスノーシューとは一味違う、伝統的な道具ならではの歩行感覚を楽しみながら、新雪を踏みしめて進む冒険心は格別です。普段は雪深くて近づくことのできない棚田の懐深くへ入り込み、360度見渡す限りの銀世界と、起伏に富んだ棚田が織りなす美しい曲線を独り占めできるのは、この季節だけの特別な体験です。

地元ガイドが案内する里山の暮らし

このツアーの魅力は、単なる雪上散策にとどまりません。地元を知り尽くしたガイドと共に約1時間かけて棚田や周辺の里山を巡ることで、この土地の奥深い魅力に触れることができます。ガイドは、厳しい冬を乗り越えるために先人たちが編み出した生活の知恵や、美しい景観を作り出している棚田が本来持っている「治水」や「生態系保全」といった役割について、分かりやすく解説します。 また、雪の上に残された小動物の足跡や、春を待つ木々の冬芽など、ガイドの視点を通すことで初めて気づく自然の発見もたくさんあります。一見静まり返った雪原にも、脈々と受け継がれてきた人々の暮らしの息遣いや、豊かな自然の営みがあることを肌で感じられる時間となるでしょう。

雪の上で味わう特別なティータイム

雪原散策で程よく体を動かした後は、誰もいない雪原がそのままオープンカフェへと早変わりします。遮るもののない大自然の中で提供されるのは、地元・十日町の山野に自生する香木「クロモジ」を使った天然のクロモジ茶と、ほっとする甘さのお菓子です。クロモジ特有の爽やかで上品な香りは、心身をリラックスさせてくれます。 凛と張り詰めた冬の澄んだ空気の中で、湯気の立つ温かいお茶を口にする瞬間は、何ものにも代えがたい至福のひとときです。静寂に包まれた雪景色を眺めながら、温かいお茶で身体の芯から温まる体験は、都会の喧騒を忘れさせ、五感すべてで雪国の冬を満喫する贅沢なリラクゼーションとなるはずです。

1泊2日 自然 歴史 文化 グルメ

【1泊2日】十日町棚田トレッキング 5月〜7月、9月〜11月催行

46,000円~/1人 ※料金はご希望の宿泊施設等で変更となる場合がございます。

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古来から耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い暮らし続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大エネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる3つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあり、ルートの一部を3つのコースに分けてご提供しています。

1泊2日の本ツアーではお好みで2つのコースを歩きます。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.里山の営みを巡る集落コース

全長約9km、高低差190m、未舗装20%、ベンチマークタイム4時間半

「星峠の棚田」を出発地として、自然と共存する里山の生活に溶け込みながら歩きます。道中では集落の人々と交流の機会があるかもしれません。時には家に上がらせてもらい、村に伝わる昔話や歴史の話、雪国の暮らしについて、話を聞く機会もあるかもしれません。暮らしの営みの中から見える、特別な日常を感じてみてください。

 

3.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

 

洗練された宿泊オプション

ご希望に併せて、1泊~数泊、現地で宿泊します。洗練された温泉宿や、地元住民との交流が楽しめるゲストハウス等がご利用可能です。

2泊以上したい場合など、日程はお気軽にご相談ください。

またお食事には、地元の旬の食材をふんだんに使ったグルメをご提供します。

 

多様な文化体験プログラム

地元住民の生活や文化が体験できる、様々なプログラムもご用意しています。

地域の方と作る笹団子作りや、集落の農家さんとの収穫体験など、ご希望の日程によりご提供可能なプログラムは異なります。詳細はお問い合わせください。

 

※本ツアーは1泊2日です。日帰り・2泊3日のツアーに関しては以下をご覧ください。

▶【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

2泊3日 自然 歴史 文化 グルメ

【2泊3日】十日町棚田トレッキング 5月〜11月催行

81,000円/1人~ ※料金はご希望の宿泊施設等で変更となる場合がございます。

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古来から耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い暮らし続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大エネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる3つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあり、ルートの一部を3つのコースに分けてご提供しています。

2泊3日の本ツアーではお好みで2つのコースを歩きます。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.里山の営みを巡る集落コース

全長約9km、高低差190m、未舗装20%、ベンチマークタイム4時間半

「星峠の棚田」を出発地として、自然と共存する里山の生活に溶け込みながら歩きます。道中では集落の人々と交流の機会があるかもしれません。時には家に上がらせてもらい、村に伝わる昔話や歴史の話、雪国の暮らしについて、話を聞く機会もあるかもしれません。暮らしの営みの中から見える、特別な日常を感じてみてください。

 

3.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

 

洗練された宿泊オプション

ご希望に併せて、1泊~数泊、現地で宿泊します。洗練された温泉宿や、地元住民との交流が楽しめるゲストハウス等がご利用可能です。

2泊以上したい場合など、日程はお気軽にご相談ください。

またお食事には、地元の旬の食材をふんだんに使ったグルメをご提供します。

 

多様な文化体験プログラム

地元住民の生活や文化が体験できる、様々なプログラムもご用意しています。

地域の方と作る笹団子作りや、集落の農家さんとの収穫体験など、ご希望の日程によりご提供可能なプログラムは異なります。詳細はお問い合わせください。

 

※本ツアーは2泊3日です。日帰り・1泊2日のツアーに関しては以下をご覧ください。

▶【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

ファミリー 日帰り カップル

【体験】”ほんやら洞”(かまくら)&かんじき体験!自家製ドリンクとフード付き

【60分コース】3,000円/人;【120分コース】5,000円/人 (税込)

新潟県魚沼地域に伝わる「ほんやら洞」は、小正月の時期に作られる大きな雪洞(かまくらに近いもの)です。また、その雪洞が使われる小正月の行事自体のこともほんやら洞と呼ばれています。

かつて鳥追い(水神様を祀り豊作を願う伝統行事)は、小正月の114日夜から15日朝にかけて行われる予祝行事です。子供たちは拍子木を打ち鳴らして、作物を食い荒らす悪い鳥を追い払う「鳥追い唄」を歌いながら、村や町内を回り、家々から餅や菓子をもらいます。その後、ほんやら洞の中で、餅を焼いたりして過ごしました。

本体験では、そんな「ほんやら洞」で暖かい自家製ドリンクを飲みながら、七輪でお餅やマシュマロを焼き、伝統の釣りせんべいで遊んでいただき、雪国らしい冬の楽しみ方を体験していただけます。
また、120分コースではほんやら洞の体験に加えて、伝統的な「かんじき」を使って雪原の上を歩きます。

雪国伝統の冬の楽しみ方をぜひ体験してみてください!

※降雪状況によって実施可否が変わりますのでご承知おきください。

歴史 自然 文化

【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

8,250円/1人 団体料金は別途お問い合わせください

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古くから耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大なエネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる2つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあります。ルートの一部を2つのコースに分けて、ツアーをご提供しています。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース(★本ツアー)

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

※詳細・ご予約についてはお問い合わせください。

 

※本ツアーは日帰りツアーです。地域の暮らしが体験できる宿泊付きプランをご希望の方は以下をご覧ください。

▶【1泊2日】十日町棚田トレッキング

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

伝統 クラフト 雪国文化

【体験】伝統わら細工 ぞうり/布ぞうり作り体験

わらぞうり 5200円/1人; 布ぞうり 5500円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

雪国&米どころ・新潟県のわら細工

伝統的なはき物である“ぞうり”を作る体験です。

新潟県は昔から稲作が盛んであったこともあり、稲藁(いなわら)を使った様々なわら細工が盛んに行われてきました。今から70年〜80年前までは、雪に覆われる冬の期間に、各家庭で家族総出で稲藁使った草履(ぞうり)や日用品などを作り収入を得ていました。

今となっては作れる人は大変貴重になり、藁を使った工芸品を見ることは少なくなっています。
実際にぞうりを作るこのような体験も希少なものになってしまいましたが、手作業でみるみる履き物が出来上がっている様子は、生で見ると圧巻です。

 

地域のわら細工名人にぞうりづくりを教わる

本プログラムでは、そんなぞうりを地域のわら細工名人と一緒に作ります。

稲わらで作るぞうりと、カラフルな布で作る布ぞうり、どちらかお好きな方をお選びいただけますので、ご希望を備考欄にご記入ください。

鼻緒や布ぞうりの布は、ご用意する布の中からお好きなものをお選びいただけますので、組み合わせ次第でオリジナルのおしゃれなぞうりもできますよ。

作ったぞうりは、夏に川や海などでサンダルとして履くこともできますし、ご自宅でのスリッパやインテリアとしてもご活用頂けます。旅の記念に、オリジナルの手作りわらじを作りませんか?
※本体験は中学生以上(12歳以上)が対象です。

伝統 クラフト

【体験】十日町のフォーチュンドール " ちんころ" 作り体験

4400円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

十日町に伝わる伝統工芸品“ちんころ”を作る体験です。

“ちんころ”とは?

十日町市民なら誰もが作ったことのある“ちんころ”は、米粉で作られたカラフルで小さなお人形です。ちんころという言葉は“子犬”という意味で、子犬やその年の干支を模した形で作ることが多いです。

毎年1月頃に作られ家に飾られるのですが、米粉のペーストでできているので数週間で割れて壊れてしまいます。この割れた破片が多ければ多いほど、縁起が良いと言われています。
ちんころ作りの文化は江戸時代から始まったと言われていますが、本来の由来はよくわかっていません。

 

この体験でできること

本プログラムでは、地域のちんころづくり名人に教わりながら、十日町の伝統工芸品ちんころを作ります。

伝統的な子犬や干支にこだわらず、お好みでアニメのキャラクターやマスコット、動物など、オリジナルのちんころを作っていただけます。
老若男女問わず、誰にでも楽しんでいただける体験です。

縁起物のちんころを、是非お土産に作ってみてください。

歴史 文化 自然

十日町里山ウォーキング 儀明・蒲生の棚田コース

ウォーキングのみ:5,000円/1人(税込); お弁当付きプラン:7,000円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

儀明の棚田から蒲生の棚田まで、里山の集落の中を行くウォーキングツアーです。

十日町市内に点在している棚田の中でも、特に人気の高い2つの棚田を巡ることができます。
ガイドと一緒に集落や里山の中を歩きながら、里山の暮らしをのぞいてみましょう。

約1時間半のコースは舗装された道がほとんどなので歩きやすく、年齢問わずどなたでもご参加いただけます。

 

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古くから耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

新潟県十日町市には美しい棚田が点在していますが、その中でも松代エリアの「儀明の棚田」と「蒲生の棚田」は多くの観光客やカメラマンが訪れる人気スポットです。「儀明の棚田」は残雪の棚田と山桜が一度に見れる絶景で、「蒲生の棚田」は朝霧の幻想的な風景で知られています。

豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

美しい棚田の景色を外部の人々が無料で消費する一方で、集落に住む人々は日々棚田を耕作し、草取りや時には来訪者が落としていくゴミの撤去などの環境整備をし、この景色を守るために地道な努力を続けてきました。

しかし、この地域も日本の他の農村と同様に高齢化が進み、棚田や里山を維持していくために発生する膨大な作業を賄うエネルギーを継続して産み出し続けていくことが課題となっています。

そんな棚田を守る集落の皆さんの想いや棚田を取り巻く環境について知っていただくことで、今の日本が抱える普遍的な課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアーの売上の一部は儀明・蒲生集落に寄付し、地域の環境整備等へ役立てていただきます。

自然 雪国文化 伝統食

【山菜体験】春の息吹を感じる 山菜採りアドベンチャー(ランチ付き)

7,000円/1人(税込)

雪国の春といえば「山菜」

新潟県十日町は世界有数の豪雪地帯で、冬になると3~4mもの雪が積もり、約5ヶ月もの間雪に覆われます。そんな雪国の春は、山菜の宝庫!雪解けに合わせて様々な山菜が芽を出します。

雪国の山菜はアクが少なく特に美味しいと言われており、古来から山菜は大切な食料源として食べられてきました。山菜が採れるのは春の時期だけですが、乾燥させたり塩蔵させたりして、雪に覆われる厳しい冬の時期にも食べられるよう貯蔵します。昨今は色々便利になり昔ほど食料に困ることはなくなりましたが、今でもその当時の食習慣の名残が文化として日常に息づいてます。

ローカルガイドとのアドベンチャー

豪雪地の長い冬が終わると、雪国に住む人たちにとっては待ちに待った春。春の恵みをいただきに、若者から腰の曲がったお年寄りまで、時には急斜面をも越えながら野山の道なき道を探検に行きます!春のさわやかな空気はもちろん、時にはスリルも感じられるアドベンチャーには、多くの雪国の人たちが魅了されています。

本体験では、そんな雪国ならではのアドベンチャーを体験していただきます。地域の人のみぞ知る野山を歩きながら、春の植物や地域の人の暮らしについて、ローカルガイドがご紹介します。道中にはこの時期にしか見られない様々な山菜があるので、ローカルガイドのアドバイスを参考に少し摘み取ってみましょう。

下山後には、雪国の人がするように、採れたての春の恵みを味わえます。地域の人と一緒に、春の山菜を採るアドベンチャーに出かけましょう!

通常入れない、特別なエリアに足を踏み入れる

里山は自然と人々の暮らしの中間に位置し、山菜採りに入る里山は全て私有地です。里山は人の手を入れずに放置すると荒れてしまう大変繊細な場所でもあります。古くから雪国の人が自然とどのように折り合いを付け、住み継いできたのか知ることができます。

また、本来里山は所有者しか入れませんが、体験では特別に許可をもらい入らせてもらいます。体験料の中にはこの里山の維持管理で使われる寄付金や謝礼が含まれています。

グルメ 農業 自然

【体験】土と植物に触れる農業体験

4,400円

土(自然)に直に触れることでストレス解消

無機質なアスファルトやコンクリートなど人工物に囲まれている昨今、土や植物など自然に触れることに癒しを求めている方も少なくないはずです。土に触れ、植物を育てることがストレス軽減に役立つという研究結果もあります。ゼロから農業をすることは、土づくりや育苗、水やり、収穫まで色々な作業が伴うのでとてもハードルの高いことです。農業のプロがメンテナンスをしている田畑での気軽な農業は、旅行中の思い出として田舎ならではの最適な体験です。旅行先での小さな農業を通じて、少しだけ土に触れてみましょう。

日頃に食べているものについて詳しく知る

技術や流通が発展し、手軽にそして安価に食料品が手に入る時代になりました。その反面、どのように育てられているのか分からない食べものも増えています。生産者と会うことで写真や動画だけでは伝わらない想いや楽しいこと、辛いことや課題などが見えてきます。

十日町は稲作を中心とした魚沼産コシヒカリの産地であり、山と川に囲まれた地域で広い農地はありませんが、同時に小規模ではありますが野菜を育てている農家さんが多くいます。農家さんから食べ物についてのお話を聞きながら日ごろ食べているものへの理解を深めてみましょう。

自分で作ったものや収穫したものは美味しい

多くの農作物は鮮度がとても大切で、採れたてのお野菜が美味しいことは誰しもが知っています。そこに合わせて美味しく食べることへの大切な要素は、ご自身が関わったかどうかです。育苗でも収穫でも関わることから生まれる愛着は何にも変えられない味に変わります。時期や体験内容によって異なりますが、収穫したお野菜はそのままお持ち帰りをしていただけます。お帰りになるのであればご自宅へのお土産や、当日にゲストハウスなどへご宿泊されるであれば自炊する材料にもなります。