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新潟の郷土料理「三角ちまき」のご紹介
旅行先の郷土料理を食べることは、旅行の楽しみの一つですよね。
今回紹介するのは、新潟の田舎グルメの代表格「三角ちまき」です。
甘くて美味しい三角ちまきの食べ方
ちまきと聞くと竹の葉に包まれた中華ちまきを思い浮かべるひともいるかもしれませんが、新潟県は違います。
水に浸したモチ米を笹の葉で包み、茹でて、冷やした後に…
砂糖を加えた甘い”きなこ”をまぶして食べます。
新潟県民が見ると「あ~…夏におばあちゃん(お母さん)が作ってくれたなぁ…」
と思い浮かべるほど、新潟県民は必ず食べたことがある定番グルメです。
ちまきの成り立ちは昔の人の知恵
実はちまきは本来、保存食として親しまれていました。
笹の葉には強い殺菌作用があって、茹でたあとでもこのまま水の中に入れておけば1週間は保存が可能だそうです。
昔の人の知恵って本当にすごいですね。
現在、新潟の三角ちまきはおやつとして食べられることがほとんどで、特に8月中旬のお盆時期に親戚のみんなが集まった時に振る舞われることが多いです。
今の三角ちまき(郷土料理)事情
今では食生活の変容等により郷土料理である三角ちまきを作れる人が少なくなり、50歳以上の人でも作れる人は減ってきています。
こんなに美味しい郷土料理の作り手がいなくなってしまうなんて、寂しいですね。
夏の時期になると、地元の飲食店やお宿で提供されることもあります。
そのちまきは、一つ一つ地元のお母さん達が丹精込めて手作りした郷土料理です。
皆さんも新潟に来られるときは是非「三角ちまき」をご賞味あれ♪
新潟県十日町市では、三角ちまきと並ぶ新潟の郷土料理の定番、「笹団子」を作る体験ができます。大人も子供も、美味しく楽しめますよ♬
詳しくは、【体験】新潟の伝統食 「笹団子」作り体験をご覧ください。