地元のお母さん直伝!旬の食材で作る「雪国の家庭料理」
「ごっつぉ」とは、十日町の方言で「ごちそう」のこと。この体験では、地元を知り尽くした元気なお母さんたち(か~ちゃんしょ)と一緒に、その時期に一番おいしい旬の食材を使った家庭料理を作ります。 春は山菜、夏は地元野菜、秋はきのこ、冬は伝統的な保存食など、メニューは季節ごとに様変わりします。ガイドブックに載っている観光用のご飯ではなく、実際に地元の食卓で愛され続けている「本物の田舎料理」を、お母さんたちの手元を見ながら一緒に作る実践的な料理体験です。
厳しい冬を生き抜く知恵。「保存食」や「発酵食」の文化を学ぶ
豪雪地帯である十日町には、1年の半分近くを雪と共に過ごすための独特な食文化が根付いています。春から秋の恵みを塩漬けや乾燥品にして保存し、冬の間の貴重な栄養源とする「保存食」や「発酵食」の知恵です。 調理を通じ、ただ料理を作るだけでなく、先人たちがどのように自然と共生し、厳しい冬を乗り越えてきたかというストーリーや工夫も学ぶことができます。雪国ならではの食材の扱い方や、深い味わいの秘密に触れることができる貴重な機会です。
まるで親戚の家!お母さんたちと囲む温かい食卓
料理が完成したら、お母さんたちと一緒に車座になって「いただきます」。自分たちで作った出来立てのご飯やお味噌汁、おかず3品の味は格別です。 食事中は、地域の暮らしや歴史、子育ての話など、地元の人ならではの話題で盛り上がり、まるで田舎の親戚の家に遊びに来たかのような温かい時間を過ごせます。形式ばったレシピに頼らず、お母さんとの会話や調理の感覚を通して身体で覚えた「おふくろの味」と「温かい思い出」は、旅の何よりのお土産になるはずです。
※時期や天候によっては、地元産の食材の調達が難しい場合があります。予めご了承ください。




