「着物の街」十日町
織機を使い、オリジナルのマフラーまたはプレースマット(ランチョンマット)を作る体験です。
十日町は古くから織物が盛んに行われており、現在に至るまで高級織物の産地として有名です。
かつては特に雪に覆われた冬の時期に集落の女性が集まって糸紡ぎや機織をするなど、地域の人にとって織物は生活の一部でした。
撚糸工場に併設されたワークスペース
撚糸とは糸に撚(よ)りをかけることで丈夫な糸を作るために必要な行程です。
繭からほぐし出した糸はとても細く、そのままでは糸としては使えませんが、何本かを束にて撚りをかけることで使いやすい糸を作る必要があります。十日町は着物の街で古来から糸を多く扱う文化があり、体験で使うワークスペースも糸の撚糸工場に併設されたおしゃれな工房の一角です。体験を通じてあまり知られていない”糸の文化”に触れる機会にもなります。
織物職人から機織りを教わる
そんな十日町で、織物職人さん達から手ほどきを受けながら、機織を体験してみましょう。
この体験では手軽に扱える手織りの織機を使い、経糸は細い糸・横糸は少し太めの絹糸を使います。
用意している色とりどりの糸の中からお好きなものをお選びいただき、ご自身で配色をデザインしていただきます。
半日コースではプレースマット(ランチョンマット)2枚を、1日コースではマフラーを作っていただけます。
旅の思い出に、オリジナルの織物を作成してみませんか?