新潟県魚沼地域に伝わる「ほんやら洞」は、小正月の時期に作られる大きな雪洞(かまくらに近いもの)です。また、その雪洞が使われる小正月の行事自体のこともほんやら洞と呼ばれています。
かつて鳥追い(水神様を祀り豊作を願う伝統行事)は、小正月の1月14日夜から15日朝にかけて行われる予祝行事です。子供たちは拍子木を打ち鳴らして、作物を食い荒らす悪い鳥を追い払う「鳥追い唄」を歌いながら、村や町内を回り、家々から餅や菓子をもらいます。その後、ほんやら洞の中で、餅を焼いたりして過ごしました。
本体験では、そんな「ほんやら洞」で暖かい自家製ドリンクを飲みながら、七輪でお餅やマシュマロを焼き、伝統の釣りせんべいで遊んでいただき、雪国らしい冬の楽しみ方を体験していただけます。
また、120分コースではほんやら洞の体験に加えて、伝統的な「かんじき」を使って雪原の上を歩きます。
雪国伝統の冬の楽しみ方をぜひ体験してみてください!